経験者だからこその視点。
徹底したクライアント目線に、業界への想いを込めて。
営業を担当している私は、ほぼ毎日、不動産業界のクライアントとのやりとりをしています。営業と言っても、クライアントへのアプローチ方法にも指定はなく、いわゆる営業マニュアルのようなものも存在していません。業務はクライアントの選定から始まり、顧客フォロー、その先の価値提供まで自身でゴールを設定します。目標設定も裁量に含まれる、非常に自由度の高い業務が特徴で、それこそが他の組織にはない仕事の楽しさの一つだと感じています。言い換えるなら、自由だからこそ責任に直結している体制とも言えます。その中で日々クライアントの立場で考えることを心掛け、関わるクライアントの力になることが私の役割です。
そして実は、私自身も不動産営業の経験者。業界で働いた経験を生かし、先方の要望に答えることはもちろん、自身が当時感じていた現場での課題感も解決しながら、一社でも多くのクライアントの力になりたい。そんな想いを胸に抱きながら、日々の業務を考えながら進めています。仮説立てから、行動後の検証を繰り返す中でみえてきたのは、デジタルで効率化を提供する私たちと、アナログが根づくクライアント企業との価値観の乖離です。私は無理強いすることはなく、この価値観の差を受け入れながら、少しずつクライアントの価値観に歩み寄ることを大切にしています。現場にとってはすぐに受け入れられないのは当然。働く職員の皆さんの気持ちにも寄り添いながら、愛されるサービスに育てていきたいですね。
一方で、現場で働く方の気持ちがわかるからこそ、サービスが先方の組織にあっていなければこちらからお断りする場合もあります。流石に私も営業経験が長いですので、利用して頂くよう交渉することもできますが、クライアントにとって有益なものでなければ、本質的には誰の為にもなりません。長く利用し続け、満足頂ける様「クライアントにとって有益な価値提供」にコミットして、今後も積極的に追求していきたいですね。