- カチタスとアルバリンク、どっちに売ればいいの?
- 訳ありの家でも買い取ってもらえる?
と迷っていませんか?
結論、この2社は「どちらが優れているか」ではなく、「自分の物件がどちらに向いているか」で選びます。
この記事では、2社の違いと、物件タイプ別の選び方を解説します。
- カチタスは地方の築古戸建てに強い(買取再販13年連続No.1)
- アルバリンクは事故物件・共有持分・再建築不可などの訳あり物件に強い
- カチタスは事故物件・共有持分・借地権・土地のみを買い取っていない
- どちらも査定は無料なので、迷ったら両社に出して比べるのが一番おすすめ!

結論|カチタスとアルバリンクは物件タイプで選ぶ
地方の築古戸建てならカチタス
まだ人が住める「地方の戸建て」なら、カチタスが第一候補です。
カチタスは中古住宅の買取再販で13年連続No.1、累計8万戸以上の実績があります。
全国130店舗以上あるため、地方の実家でも近くの店舗が査定に来てくれます。

事故物件・共有持分などの訳あり物件ならアルバリンク
他社に断られた物件なら、アルバリンクに相談しましょう。
アルバリンクは空き家・事故物件・共有持分・再建築不可・借地底地・土地の6分野で買取事業を展開しています。
これらはすべて、カチタスが対応していない物件タイプです。

迷ったら両社の無料査定を比較する
どちらか決められないなら、両社に査定を出すのが正解です。
不動産に定価はなく、同じ家でも会社によって査定額が数百万円変わることがあります。
カチタスとアルバリンクの違いを比較
ここでは、2社の違いを4つの角度から比較します。
会社概要・実績・対応エリア
会社の規模と歴史はカチタス、専門性の高さはアルバリンクです。
| カチタス | アルバリンク | |
|---|---|---|
| 会社名 | 株式会社カチタス | 株式会社AlbaLink |
| 設立 | 1978年9月 | 2011年1月 |
| 本社 | 群馬県桐生市 | 東京都江東区 |
| 上場市場 | 東証プライム (2017年12月) | 東証グロース (2025年12月) |
| 拠点 | 全国130店舗以上 | 全国24支店 |
| 対応エリア | 全国 ※非営業エリアあり | 全国47都道府県 |
| 主な実績 | 買取再販13年連続No.1 累計8万戸以上 | 累計相談約5万件 累計買取4,500件以上 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
買取対象となる物件
2社のいちばん大きな違いが、この買取対象です。
| 物件タイプ | カチタス | アルバリンク |
|---|---|---|
| 地方の築古戸建て | ◎ | ○ |
| 相続した空き家 (残置物あり) | ○ | ◎ |
| マンション | △ | ○ |
| 事故物件 | × | ◎ |
| 共有持分 | × | ◎ |
| 再建築不可物件 | × | ◎ |
| 借地権・底地 | × | ◎ |
| 土地のみ | × | ◎ |
| 駐車場がない家 | × | ○ |
| 農地を含む土地 | × | ◎ |
| 袋地・旗竿地・不整形地 | × | ◎ |
| 雨漏り・シロアリ被害 | × | ◎ |
| ゴミ屋敷状態 | △ | ◎ |
| 店舗・倉庫 | ○ | ― |
カチタスは公式サイトで、買い取れない物件を次のように案内しています。
高額物件や土地のみ、工場など非居住物件および弊社の非営業エリアにおいては査定額自体をご提示できない場合があります。
引用元:カチタス公式サイト
対してアルバリンクは、投資家に売ることを前提にしているため買取の幅が広くなります。
投資家にとって重視されるのは、「築年数や立地が好条件か」よりも「安定した賃貸需要が見込めるかどうか」という点です
引用元:アルバリンク公式サイト
【物件タイプ別】カチタスとアルバリンクはどっちがおすすめ?
ここからは、物件タイプごとにどちらを選ぶべきかを解説します。
地方の築古戸建てならカチタス
リフォームすれば住める地方の戸建てなら、カチタスが最有力です。
カチタスが最も得意にしているのが、まさにこのタイプだからです。
2025年度は年間6,422戸を販売し、そのうち6,085戸が戸建てでした。再販価格は平均1,700万円前後で、地方のファミリー層に向けた低価格帯が中心です。
全国130店舗以上あるため、大手が少ない地方でも地元の店舗が査定に来てくれます。
相続した空き家・残置物がある家なら両社
このタイプは、両社に査定を出して比べましょう。
どちらも家財が残ったままで売却できます。片付けや清掃をする必要はありません。
アルバリンクは「残置物があるからといって、買取をお断りすることはありません」と公式サイトで明記しています。
カチタスも、家財道具が片付いていない状態での売却に対応しています。
事故物件・再建築不可ならアルバリンク
このタイプは、アルバリンク一択です。
カチタスは事故物件・再建築不可物件を買い取っていません。買主の一般客が住宅ローンを組めないためです。
アルバリンクは、どちらも独立した買取事業として展開しています。
- 自殺・他殺・孤独死があった物件
- 接道義務を満たしていない土地
- 市街化調整区域にある建物
- 特殊清掃が必要な状態の物件
公式サイトには、特殊清掃やお祓いまで売却後に対応してもらえたという利用者の声も掲載されています。
共有持分・借地権・底地ならアルバリンク
権利が複雑な不動産も、アルバリンク一択です。
アルバリンクなら、兄弟と揉めていても、自分の持分だけを売却できます。
公式サイトでは、次のようなケースにも対応すると明記されています。
- 共有者に知らせずに売却できる(決済前に連絡しない)
- 共有者が行方不明・認知症でも売却できる
- 遺産分割協議前でも法定相続分は売却できる
- 借地権のみ・底地のみでも売却できる
カチタスにはこれらの買取サービスがありません。
土地・農地・袋地・駐車場のない家ならアルバリンク
土地・農地・袋地・駐車場のない家は、アルバリンクがおすすめです。
カチタスは土地のみの買取を断る場合があり、駐車場がない家も買取不可とされています。
一方アルバリンクは、袋地・旗竿地・不整形地・傾斜地・農地・共有名義の土地まで買取実績があると公式サイトで案内しています。
投資家向けに駐車場や資材置き場として転用するルートがあるため、建物が建てられない土地でも値段がつくことがあります。
マンションならアルバリンク寄り
マンションは、アルバリンクのほうが向いています。
カチタスは戸建てが中心で、マンションの実績は多くありません。2025年度の販売6,422戸のうち、戸建てが6,085戸を占めています。
アルバリンクの公式サイトには、ゴミ屋敷状態のマンションを1週間で契約した事例なども掲載されています。
カチタス・アルバリンクが向いている人
ここまでの内容を、人のタイプ別に整理します。
カチタスが向いている人
カチタスは、地方の「まだ住める家」を早く手放したい人に向いています。
- 地方に築20〜40年の戸建てがある人
- 駐車場がある家を売りたい人
- とにかく早く現金化したい人(最短3週間)
- 大企業の安心感を重視する人
- 近くに店舗がある地域に物件がある人
アルバリンクが向いている人
アルバリンクは、他社に断られた物件を持っている人に向いています。
- 事故物件・再建築不可物件を売りたい人
- 共有持分だけを売却したい人
- 借地権・底地・土地のみを手放したい人
- すでに他社で買取を断られた人
- 相続登記や権利関係の手続きから相談したい人
両社が向いていない人
次のような人は、そもそも買取ではなく仲介を検討すべきです。
- 時間をかけてでも1円でも高く売りたい人
- 築浅で立地の良い物件を持っている人
- 内覧対応や片付けに対応できる人
築浅で人気エリアの物件なら、仲介でも短期間で売れる可能性が高いです。その場合、買取を選ぶと損をしやすくなります。
両社に査定を依頼するときの注意点
査定を依頼する前に、次の3点を押さえておきましょう。
買取価格は仲介より安くなりやすい
どちらに売っても、仲介で売るより価格は低くなります。買取業者はリフォーム費用と自社の利益を差し引いて買取価格を決めるためです。
ただし、買取なら仲介手数料・解体費・測量費がかかりません。
古い木造住宅の解体・整地は150〜200万円、測量は50〜100万円ほどかかるため、手取りで比べると差は縮まります。
契約条件と契約不適合責任の扱いを確認する
売却後に不具合が見つかったとき、責任を負うかどうかを必ず確認しましょう。
カチタスは、売却後に不具合が出ても売主は責任を負わないと公式サイトで明記しています。
そのほか、契約前に次の3点もチェックしてください。
- 残置物の処分費用をどちらが負担するか
- 契約日・決済日が書面で確定しているか
- 査定額の根拠を説明してもらえるか
まとめ|通常の戸建てはカチタス、訳あり物件はアルバリンク
この記事では、カチタスとアルバリンクの違いと、物件タイプ別の選び方を解説しました。
- 違いの本質は「一般客に売るか、投資家に売るか」
- 地方の築古戸建て・駐車場ありの家はカチタス
- 事故物件・共有持分・再建築不可・土地はアルバリンク
- 査定額だけでなく、差し引かれる費用まで確認して手取りで比べる
迷ったら、両社に無料査定を出して比べましょう。
同じ家でも会社によって査定額は変わります。査定は無料で、金額に納得できなければ断って問題ありません。

