おとり物件なし・少ない賃貸サイトおすすめ7選!少ない理由と見分け方を解説

おとり物件なし・少ない賃貸サイトおすすめ7選!少ない理由と見分け方を解説
  • 問い合わせたら「その部屋はもう決まりました」と言われた
  • おとり物件がない賃貸サイトはどこ?

と悩んでいませんか?

結論、管理会社のデータと直接つながっている賃貸サイトを選べば、おとり物件に当たる可能性を大きく減らせます。

ただし、どのサイトでも、すでに埋まった部屋が一時的に残っていることはあります。サイト選びとあわせて、問い合わせ前の空室確認も欠かせません。

この記事では、おとり物件が少ない賃貸サイトおすすめ7選と、少ない理由・見分け方・避ける問い合わせ方をあわせて解説します。

目次

結論|おとり物件が少ない賃貸サイトは選べる

おとり物件が少ない賃貸サイトは、仕組みを見れば選べます。ポイントは次の3つです。

おとり物件を避けるポイント
  • 管理会社と直接連携するサイトは情報が新しい
  • 大手サイトも掲載情報を監視している
  • 問い合わせ前の空室確認も重要

1つ目:部屋を管理している会社のデータを直接使うサイトは、契約が決まった部屋がすぐに反映されやすいです。エアドアは全物件を毎日更新しています。

2つ目:SUUMOやLIFULL HOME’Sなどの大手サイトも、おとり物件を見つけて消す仕組みや、違反した不動産会社の掲載を止めるルールを持っています。

3つ目:どのサイトでも、更新までの時間差で埋まった部屋が残ることはあります。来店前に「今も募集中か」を確認すれば、無駄足を防げます。

おとり物件が少ない賃貸サイトおすすめ7選

おとり物件が少ない賃貸サイトおすすめ7選は、以下のとおりです。

\おとり物件が少ない賃貸サイト3選【早見表】/

スクロールできます
サイト名特徴公式サイト
エアドア
エアドア
・公式に「おとり物件ゼロ」と記載
・管理会社のデータと直接連携し、全物件を毎日更新
・東京・神奈川・千葉・埼玉に対応

公式アプリ
LIFULL HOME'S
LIFULL HOME’S
・募集が終わった物件を自動で非掲載にする仕組み(特許取得)
・AIでもおとり物件を検知
・全国対応で物件数も多い

公式サイト
CANARY
CANARY
・管理会社や業者向けデータベースから募集情報を毎日収集
・公式に「おとり物件も大きく削減」と記載
・全国47都道府県に対応、アプリで内見予約できる

公式サイト

それぞれ詳しく解説します。

1位:エアドア(airdoor)

エアドア(airdoor)
引用元:https://airdoor.jp/

エアドアは、首都圏でおとり物件を避けて部屋を探したい人に、もっともおすすめの賃貸サイトです。

公式アプリでは「全物件を毎日更新・おとり物件ゼロ」とうたっています。物件を管理する会社のデータベースと直接連携し、最新の情報を掲載しているためです。

物件ごとに更新時刻や募集状況が表示されるので、情報の新しさをひと目で確認できます。仲介手数料0円や敷金・礼金なしの物件も豊富です。

ただし、対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉のみ。首都圏以外で探す場合は、LIFULL HOME’Sなどの全国対応サイトがおすすめです。

賃貸物件検索 エアドア(airdoor) スマート部屋探し

賃貸物件検索 エアドア(airdoor) スマート部屋探し

株式会社エアドア無料posted withアプリーチ

運営会社株式会社エアドア
おとり物件対策管理会社の物件データベースと直接連携
ITANDI BBとリアルタイム連携
公式の表記「全物件を毎日更新・おとり物件ゼロ」
更新頻度全物件を毎日更新
対応エリア東京・神奈川・千葉・埼玉
取扱管理戸数350万戸突破(2026年4月時点)
公式サイトエアドアの公式アプリ

2位:LIFULL HOME’S

LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)
引用元:https://www.homes.co.jp/chintai/

LIFULL HOME’Sは、全国で物件数の多さとおとり物件対策の両方を重視したい人におすすめです。

管理会社から届く募集終了データと掲載情報を照合し、募集が終わった物件を自動で非掲載にする仕組みがあります。

さらに、独自開発のAIでもおとり物件を検知。賃貸物件では、契約済みと判断する精度が97%以上の場合、自動で非掲載にしています。

ただし、おとり物件ゼロを保証しているわけではありません。気になる物件は、問い合わせ時にまだ募集中か確認しましょう。

賃貸物件検索 ホームズ 部屋探し・お家探し・不動産・引越し

賃貸物件検索 ホームズ 部屋探し・お家探し・不動産・引越し

LIFULL Co., Ltd無料posted withアプリーチ

運営会社株式会社LIFULL
おとり物件対策管理会社データとの照合による自動非掲載
AIによる検知・自動非掲載
連携規模26社・約279万戸(2026年5月時点)
更新頻度1日3回以上
対応エリア全国
公式サイトLIFULL HOME’Sの公式サイト

3位:CANARY(カナリー)

CANARY(カナリー)
引用元:https://web.canary-app.jp/chintai/

CANARYは、全国で、アプリだけで新しい募集情報を探したい人におすすめです。

募集情報を管理会社や不動産業者向けのデータベースから毎日集めているため、公式では「おとり物件も大きく削減しています」と説明しています。

全国47都道府県に対応しており、不動産会社に電話しなくても、アプリから内見を予約できます。

公式の表現は「大きく削減」で、ゼロとはしていません。データベースの名前や物件数も公表されていません。

賃貸物件検索 カナリー(Canary‪)‪‬‬物件探しアプリ

賃貸物件検索 カナリー(Canary‪)‪‬‬物件探しアプリ

Canary Inc.無料posted withアプリーチ

運営会社株式会社カナリー
おとり物件対策管理会社や業者向けデータベースから募集情報を毎日収集
公式の表記「おとり物件も大きく削減しています」
対応エリア全国47都道府県
特徴アプリから内見予約ができる
公式サイトCANARYの公式サイト

4位:XROOMS Pro

XROOMS Pro
引用元:https://www.xrooms.net/

XROOMS Proは、不動産会社が使うデータベースで、自分で部屋を探したい人におすすめです。

ふつうは一般の人が見られない不動産業者専用のデータベースを、利用者が直接使えるサービスです。公式サイトでは「おとり物件ゼロ、未公開物件・非公開物件多数あり」とうたっています。

アットホーム社と提携しており、データベースの利用は完全無料です(利用期限は登録から3か月)。仲介手数料が0円になる場合もあります。

対応エリアは東京と神奈川(横浜・川崎・相模原)だけです。法人名義で契約する場合、仲介手数料は家賃1か月分(税別)かかります。

\業者専用データベースを無料で使える/

運営会社オイロバ&パートナーズ合同会社
おとり物件対策不動産業者専用のデータベースで物件を探せる
(アットホーム社と提携)
公式の表記「おとり物件ゼロ、未公開物件・非公開物件多数あり」
利用料データベースは完全無料(登録から3か月)
仲介手数料0円になる場合あり(法人名義は家賃1か月分・税別)
対応エリア東京・神奈川(横浜・川崎・相模原)
公式サイトXROOMS Proの公式サイト

5位:イエプラ

イエプラ
引用元:https://ieagent.jp/

イエプラは、首都圏で、プロに空室を確認してもらいながら部屋を探したい人におすすめです。

チャットで希望を伝えると、担当者が不動産業者だけが使える専用サイトから部屋を探してくれます。公式FAQでは、最新の空き情報を確認したうえで紹介していると説明しています。

大家さんから手数料をもらえる物件なら、仲介手数料は0円です。それ以外の物件も、できるだけ安くなるよう対応してくれます。

対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉(一部除く)です。自分で物件を検索するサイトではないので、相場を知りたいときは大手サイトと併用しましょう。

チャットで部屋探しイエプラ [賃貸一人暮らし 同棲 ペット]

チャットで部屋探しイエプラ [賃貸一人暮らし 同棲 ペット]

CORREC Co., Ltd.無料posted withアプリーチ

運営会社株式会社コレック
おとり物件対策業者専用サイトで最新の空き情報を確認してから紹介
仲介手数料基本0円(大家さんから手数料をもらえる物件)
相談方法チャット
対応エリア東京・神奈川・埼玉・千葉(一部除く)
公式サイトイエプラの公式サイト

6位:アットホーム

アットホーム
引用元:https://www.athome.co.jp/chintai/

アットホームは、おとり物件を防ぐ取り組みを細かく公開している大手サイトを使いたい人におすすめです。

公式サイトでは、次のような取り組みを公開しています。

  • 公開中の物件が成約済みでないか、不動産会社に定期的に確認
  • 画像のチェックと、必要に応じた現地確認
  • 違反がわかった物件の公開停止
  • 宅建業免許や行政処分歴などを確かめる入会審査

加盟・利用している不動産店は全国63,000店以上(2026年10月1日時点)です。気になる物件は、LINEで不動産会社とチャットしながら問い合わせられます。

掲載物件数は公表されていません。

賃貸・売買の物件検索 アットホームで部屋探し・家探し

賃貸・売買の物件検索 アットホームで部屋探し・家探し

アットホーム無料posted withアプリーチ

運営会社アットホーム株式会社
おとり物件対策成約確認・画像チェック・現地確認・入会審査
業界団体RSCに理事として加入
不動産公正取引協議会に全エリアで加盟
加盟・利用店舗全国63,000店以上(2026年10月1日時点)
対応エリア全国
公式サイトアットホームの公式サイト

7位:SUUMO(スーモ)

SUUMO(スーモ)
引用元:https://suumo.jp/kanto/

SUUMOは、物件数の多さを重視しつつ、審査を通った不動産会社の情報から探したい人におすすめです。

公式サイトでは、掲載している不動産会社はすべてリクルートの審査を通っていると説明しています。不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)の自主規制ルールにも沿って運営されています。

賃貸物件の掲載数は9,441,054件(2026年10月19日時点・公式サイト表示)で、大手ポータルサイトの中でトップクラスです。

SUUMO独自のおとり物件対策の詳しい説明は、公式サイトでは公開されていません。物件数が多い分、問い合わせ前の空室確認は欠かさないようにしましょう。

賃貸・売買物件検索 SUUMO(スーモ)でお部屋探し

賃貸・売買物件検索 SUUMO(スーモ)でお部屋探し

Recruit Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ

運営会社株式会社リクルート
おとり物件対策掲載する不動産会社をすべて審査
RSCの自主規制ルールに準拠
賃貸物件数9,441,054件(2026年10月19日時点・公式サイト表示)
対応エリア全国
公式サイトSUUMOの公式サイト

7サイトの比較表

首都圏ならエアドア、全国ならLIFULL HOME’Sが、おとり物件対策の根拠がもっともはっきりしています。

おとり物件が少ない賃貸サイト7選 比較表 ← 横にスライドできます →
順位・サイト名 おとり物件対策 対応エリア 公式サイト
1位エアドア株式会社エアドア 全物件を毎日更新
ITANDI BBとリアルタイム連携
東京・神奈川
千葉・埼玉
2位LIFULL HOME’S株式会社LIFULL 管理会社データで自動非掲載
26社・約279万戸と連携2026年5月時点
全国
3位CANARY株式会社カナリー 募集情報を毎日収集
アプリで内見予約
全国
4位XROOMS Proオイロバ&パートナーズ合同会社 業者専用データベースで検索
アットホーム社と提携
東京・神奈川横浜・川崎・相模原
5位イエプラ株式会社コレック 最新の空き情報を確認して紹介
仲介手数料 基本0円
1都3県一部除く
6位アットホームアットホーム株式会社 成約確認・画像チェック
現地確認・入会審査
全国
7位SUUMO株式会社リクルート 掲載会社をすべて審査
RSCの自主規制ルールに準拠
全国

※サイト名をタップすると各サイトの詳細解説に移動します。掲載内容は各社の公式サイト・公式発表をもとに作成しています(2026年10月23日時点)。

おとり物件が少ないサイトの仕組み

結論、おとり物件が少ないサイトは「埋まった部屋の情報をすぐ消せる仕組み」を持っています。仕組みは大きく4つです。

おとり物件が少ないサイトの仕組み
  • 管理会社の情報と直接連携している
  • 業者専用データベースを利用している
  • 募集終了の物件を自動で削除している
  • 違反業者の掲載を停止している

1.管理会社の情報と直接連携している

部屋を管理している会社のデータをそのまま使うので、契約が決まった部屋がすぐに反映されます。エアドアがこの仕組みです。

2.業者専用データベースを利用している

不動産会社どうしが物件情報をやり取りするデータベースは、広告用のサイトよりも募集状況が新しいことが多いです。XROOMS Proやイエプラがこの仕組みを使っています。

3.募集終了の物件を自動で削除している

管理会社から届く募集終了のデータやAIを使って、埋まった部屋を人の手を待たずに非掲載にします。LIFULL HOME’Sがこの仕組みで特許を取得しています。

4.違反業者の掲載を停止している

不動産公正取引協議会から違約金を課された業者は、原則1か月以上、大手サイトに物件を載せられなくなります。

対象はSUUMO・LIFULL HOME’S・at home・CHINTAI・Yahoo!不動産など9サイトです(2026年度)。

参考:首都圏不動産公正取引協議会「2026年度事業計画」

募集終了の物件が残る場合もある

おとり物件対策をしているサイトでも、埋まった部屋が一時的に残ることはあります。

情報がサイトに反映されるまでに、どうしても時間差があるためです。実際に、「おとり物件なし」とうたうOHEYAGOも、更新のタイムラグで募集終了になっている物件があると公式に注記しています。

サイト選びで「当たりにくくする」、問い合わせで「最終確認する」の2段構えにすれば、無駄足をほぼ防げます。

おとり物件が少ないサイトの選び方

おとり物件が少ないサイトの選び方
  • 物件情報の取得元を確認する
  • 更新日時が表示されているか
  • 募集終了物件を削除しているか
  • 希望エリアに対応しているか
  • 大手サイトと併用できるか

1.物件情報の取得元を確認する

まずは、物件情報を「どこから取ってきているか」を公開しているサイトを選びましょう。

管理会社や業者専用データベースから直接取っているサイトは、情報が新しくなりやすいです。

ほかのサイトの情報をまとめて表示する一括検索サイトは、元のサイトより反映が遅れることがあります。

2.更新日時が表示されているか

物件ごとに更新日時が表示されるサイトなら、情報の新しさを自分で確かめられます。

業界のガイドラインでも、広告に「情報登録日(または直前の更新日)」と「次回更新予定日」を表示するよう求めています。エアドアは更新時刻と募集状況を物件ごとに表示しています。

3.募集終了物件を削除しているか

埋まった部屋を自動で消す仕組みがあるかどうかも大切です。

人の手で消す方法だと、どうしても消し忘れが起きます。LIFULL HOME’Sのように管理会社のデータやAIで自動的に消すサイトは、消し忘れが起きにくくなります。

4.希望エリアに対応しているか

住みたい地域が対応エリアに入っているか、必ず確認しましょう。

エアドア・XROOMS Pro・イエプラは首都圏限定です。地方で探すなら、LIFULL HOME’SやCANARYなどの全国対応サイトを選びましょう。

5.大手サイトと併用できるか

おとり物件が少ないサイトと、物件数の多い大手サイトを組み合わせるのがおすすめです。

たとえば、SUUMOで相場や候補をつかみ、エアドアやLIFULL HOME’Sで募集状況を確かめる、という使い方ができます。

おとり物件とは?募集終了物件との違い

おとり物件とは、実際には借りられないのに、お客さんを呼び込むために広告に出されている物件のことです。

「不動産の表示に関する公正競争規約」第21条では、次の3つのパターンをおとり広告として禁止しています。

  • 物件が存在しないため、実際には取引できない物件
  • 物件は存在するが、実際には取引の対象にならない物件(契約済みなど)
  • 物件は存在するが、実際には取引する気がない物件

首都圏不動産公正取引協議会によると、実際に見つかるおとり広告の大半は、2つ目の「契約済みの物件」です。

募集終了物件との違い

契約が決まった部屋を消さずに載せ続けると、わざとでなくても「おとり広告」になります。

国土交通省も、成約済みの物件を速やかに削除しないことを、おとり広告の例として挙げています。業界のガイドラインでは、更新の間隔は最長2週間までとされ、契約済みとわかったらすぐに削除するよう求めています。

一方、反映までの短い時間差で残っている「募集終了物件」は、どのサイトでも起こりえます。借りる側からは見分けがつかないため、問い合わせ時の確認が大切です。

おとり物件がなくならない理由

おとり物件がなくならないのは、条件のいい部屋はお客さんを集めやすく、消し忘れも起きやすいからです。

  • 好条件の物件を載せると問い合わせが増え、来店につなげられる
  • 1つの部屋を複数の不動産会社が載せていて、契約の情報が全社に伝わるまで時間がかかる
  • 人の手で削除していると、消し忘れが起きる

おとり広告の割合

首都圏不動産公正取引協議会の最新調査(2025年5〜6月)では、調べた721物件のうち、おとり広告は19件(2.6%)でした。

調査調査時期調べた物件数おとり広告の件数(割合)
第14回2025年5〜6月721件19件(2.6%)
第13回2024年5〜6月532件28件(5.3%)
第12回2023年5〜6月378件34件(9.0%)
第11回2022年5〜6月378件33件(8.7%)
第8回2020年11〜12月335件41件(12.2%)
出典:首都圏不動産公正取引協議会「インターネット賃貸広告の一斉調査」

この調査は「おとりの疑いが高い物件」を選んで調べた結果です。サイトに載っている物件全体の2.6%がおとり、という意味ではありません。

また、LIFULLの調査(2024年8月・18〜44歳の1,100人)では、部屋探しでおとり物件に遭遇した人は67.6%にのぼりました。

出典:株式会社LIFULL「おとり物件の実態調査」

おとり物件の見分け方

結論、「条件がよすぎる」「情報が少ない」「質問にはっきり答えない」物件は、おとり物件を疑いましょう。

おとり物件の見分け方
  • 相場より家賃が安すぎる
  • 好条件なのに掲載期間が長い
  • 住所や建物名が書かれていない
  • 更新日が古い
  • 空室状況を答えてくれない
  • 現地集合を断られる

1.相場より家賃が安すぎる

同じエリア・同じ広さの部屋より家賃が極端に安い物件は、まず疑いましょう。

首都圏不動産公正取引協議会も、同じ条件の他社物件と比べて著しく安いものに注意するよう呼びかけています。安い理由がはっきりしない物件は要注意です。

2.好条件なのに掲載期間が長い

駅近・築浅・安いのに、何週間も載り続けている物件はあやしいです。

本当に条件のいい部屋は、すぐに埋まるのがふつうです。同じ物件が長く載っているなら、すでに契約済みの可能性があります。

3.住所や建物名が書かれていない

住所や建物名があいまいな物件は、実在するか確かめられないため注意しましょう。

「◯◯駅徒歩5分」だけで番地や建物名がない場合は、問い合わせ時に具体的な住所を聞いてみましょう。

4.更新日が古い

情報の更新日が古い物件は、すでに埋まっている可能性が高いです。

業界のガイドラインでは、広告の更新は最長2週間ごととされています。「情報公開日(更新日)」と「次回更新予定日」を確認し、更新日から2週間以上たっていれば注意しましょう。

5.空室状況を答えてくれない

「今も募集中ですか?」に、はっきり答えない不動産会社は要注意です。

「来店していただければ説明します」とはぐらかす場合は、来店させて別の物件を紹介するつもりかもしれません。

6.現地集合を断られる

内見を「物件の前で待ち合わせ」したいと伝えて断られたら、おとり物件の可能性があります。

本当に案内できる部屋なら、現地で待ち合わせても問題はないはずです。理由をつけて店舗への来店にこだわる場合は、別の不動産会社にも同じ物件を確認しましょう。

おとり物件を避ける問い合わせ方

結論、来店する前に「空室・住所・内見方法・費用」の4つを確認すれば、おとり物件はほぼ避けられます。

1.来店前に空室状況を確認する

問い合わせでは、まず「この部屋は今も申し込みできますか?」と聞きましょう。

メールで聞けば、返事が文章で残ります。LIFULLの調査では、募集終了を知ったタイミングは「問い合わせたとき」が81.6%でした。来店前に確認するだけで、無駄足を防げます。

2.物件名と住所を聞く

建物名と部屋番号、正確な住所を教えてもらいましょう。

住所がわかれば、ほかのサイトにも同じ部屋が載っているか、自分で調べられます。教えてもらえない場合は注意が必要です。

3.現地集合で内見を希望する

内見は「物件の前で待ち合わせしたい」と伝えましょう。

現地集合なら、来店して別の物件を勧められる心配がありません。内見したい日時もあわせて伝えると、話がスムーズに進みます。

4.初期費用と入居条件を聞く

初期費用の合計と、入居の条件も先に聞いておきましょう。

広告の家賃が安くても、ほかの費用が高ければ意味がありません。入居できる時期や、保証会社の利用が必要かどうかも確認しておくと安心です。

おとり物件は違法?罰則を解説

結論、おとり物件は違法です。宅建業法・景品表示法・業界のルール(表示規約)の3つで禁止されています。

おとり物件に違反したときの主な処分・罰則
法律

宅地建物取引業法 第32条

  • 行政処分業務停止(1年以内)など。特に悪質な場合は免許取消し
  • 刑事罰6か月以下の拘禁刑、または100万円以下の罰金(両方の場合もあり)
法律

景品表示法

  • 行政処分消費者庁などによる措置命令
  • 刑事罰措置命令に従わない場合は、2年以下の拘禁刑、または300万円以下の罰金
業界ルール

不動産の表示に関する公正競争規約 第21条

  • 措置不動産公正取引協議会による警告・違約金
  • 掲載停止違約金を課されると、大手ポータルサイトへの掲載を原則1か月以上停止

宅建業法違反による業務停止は、国土交通省の基準では標準7日、お客さんに損害が出た場合は15日、損害が大きい場合は30日です。

実際に、首都圏不動産公正取引協議会は2026年9月度に2社へ違約金を課しました。おとり広告5件などで20万円、8件などで45万円です。

景品表示法のおとり広告(第5条第3号)は、課徴金の対象外です。

おとり物件の通報・相談先

結論、広告のことなら「掲載サイト」か「不動産公正取引協議会」、契約トラブルなら「都道府県の窓口」か「188」に相談しましょう。

1.掲載している賃貸サイト

まずは、その物件が載っている賃貸サイトに知らせましょう。

サイト側で事実を確認し、違反があれば掲載停止などの対応をしてくれます。物件ページのURLと、不動産会社に言われた内容をメモしておくとスムーズです。

2.不動産公正取引協議会

広告そのものの問題は、不動産公正取引協議会に相談できます。

相談先首都圏不動産公正取引協議会(首都圏の場合)
電話03-3261-3811
受付時間平日10:00〜12:00、13:00〜16:30
伝えること広告を出した会社、載っていたサイト、掲載日時

相談できるのは広告の内容だけで、契約トラブルは受け付けていません。申告後の結果の連絡もありません。

参考:首都圏不動産公正取引協議会「相談窓口」

3.都道府県の相談窓口

不動産会社との契約トラブルは、その会社に免許を出した行政庁に相談しましょう。

免許番号が「◯◯県知事」なら都道府県の宅建業の担当窓口、「国土交通大臣」なら地方整備局が相談先です。免許番号は、広告や店舗の掲示で確認できます。

4.消費者ホットライン188

どこに相談すればいいかわからないときは、「188(いやや)」に電話しましょう。

最寄りの消費生活センターにつながり、相談にのってもらえます。土日祝日で地元の窓口が閉まっているときは、国民生活センターにつながります(10〜16時)。

おとり物件に関するよくある質問

おとり物件がない賃貸サイトはある?

公式に「おとり物件ゼロ」とうたうサイトはありますが、埋まった部屋に当たる可能性が完全にゼロのサイトはありません。

エアドアやXROOMS Proは、公式に「おとり物件ゼロ」と記載しています。管理会社や業者専用データベースの情報を使っているため、おとり物件に当たりにくいサイトです。

ただし、反映までの時間差で募集終了の部屋が残ることはあります。問い合わせ時に空室を確認しましょう。

SUUMOやHOME’Sはおとり物件が多い?

「多い」とは言えません。大手サイトは、おとり物件を減らす仕組みを持っています。

LIFULL HOME’Sは管理会社のデータやAIで募集終了の物件を自動で非掲載にしています。SUUMOは掲載する不動産会社をすべて審査しています。

また、違約金を課された不動産会社は、両サイトを含む大手サイトに原則1か月以上掲載できなくなります。ただし物件数が多い分、問い合わせ前の空室確認は欠かせません。

一括検索サイトはおとり物件が多い?

元のサイトより情報の反映が遅れる場合があるため、募集終了の物件が残りやすい傾向があります。

一括検索サイトは、ほかの賃貸サイトの物件情報を集めて表示する仕組みです。元のサイトで消えた物件が、少し遅れて消えることがあります。

気になる物件が見つかったら、元のサイトや不動産会社に募集中か確認しましょう。

来店前に空室を確認できる?

メールや電話で問い合わせれば、来店前に確認できます。

「この部屋は今も申し込みできますか?」と具体的に聞きましょう。エアドアのように、物件ページで募集状況や更新時刻を確認できるサイトもあります。

おとり物件はどこに通報する?

まずは掲載している賃貸サイト、次に不動産公正取引協議会に通報しましょう。

首都圏の物件なら、首都圏不動産公正取引協議会(03-3261-3811)で広告の相談を受け付けています。契約トラブルは、不動産会社に免許を出した都道府県の窓口や、消費者ホットライン188に相談できます。

まとめ|来店前の空室確認でおとり物件を避けよう

この記事では、おとり物件が少ない賃貸サイトおすすめ7選と、少ない理由・見分け方・避ける問い合わせ方を解説しました。

まとめ
  • 首都圏ならエアドア、全国ならLIFULL HOME’Sがおとり物件対策の根拠がはっきりしている
  • おとり物件が少ないサイトは「管理会社と連携」「業者専用データベース」「自動削除」の仕組みを持っている
  • 最新調査では、おとりの疑いが高い物件のうち2.6%がおとり広告だった
  • どのサイトでも埋まった部屋が残ることはあるため、来店前の空室確認は必須

おとり物件は、サイト選びと問い合わせ方で避けられます。

まずはエアドアやLIFULL HOME’Sで部屋を探し、気になる物件は来店前に「今も申し込みできますか?」と確認することから始めましょう。

参考:不動産公正取引協議会連合会「不動産の表示に関する公正競争規約」、首都圏不動産公正取引協議会「2025年度事業報告」

参考:e-Gov法令検索「宅地建物取引業法」、e-Gov法令検索「景品表示法」、国土交通省「監督処分の基準」、首都圏不動産公正取引協議会「公取協通信371号」

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この記事を書いた人

住まいの「困った」を解決することをテーマに、不動産関連の複数メディアを運営してきた編集チームです。実務で培った知見をもとに、注文住宅やリフォーム、リノベーションといった家づくりの情報を、専門用語をかみ砕きながらわかりやすく発信しています。

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