新規事業の担当範囲は多岐にわたる
新卒で入社してから既存サービスの集客を担当していたのですが、新規事業担当になってから仕事内容も自分の考えも大きく変わりました。今は、新規事業の企画、開発、営業、ディレクション……全てに関わっているので、見る範囲が多く、常に動き回っている感じです。マーケティングをしていたときは、ほぼ内勤。外に出て営業することはほぼなかったのですが、新規事業を立ち上げただけではサービスの動きができないので、今では営業も大事な仕事の1つです。
もちろん、集客の経験も、新規サービスの企画や運営に活かされています。既存サービスと違うところは、まず「ゼロ」から「イチ」を作り出さなければならないこと。今、取り組んでいる事業は「ゼロ」ではなくなってきた感触が持てているので、もうひと頑張りです。
入社当時とは違う、確かな自分の変化
新規事業を軌道に乗せて、会社の柱とするのが僕の仕事ではありますが、これは過程であって目的ではありません。さまざまなサービスがお互いに良い影響を与え合うことで、ユーザーさんや不動産会社さんの負担軽減や良いご縁を繋げていくことが、僕たちが目指すところです。
………このような考えを口にすることは、入社当時の僕からすれば考えられませんでした。実は、今の事業をスタートする前に、1つの事業で失敗しているんです。当時の、悔しさ、や歯痒さ、不甲斐なさはもう経験したくありませんが、この経験が僕を変えたのかもしれません。今も全く余裕はありませんけど、物事を俯瞰して、先を想像して見られるようになってきたと思います。
僕が入社してから、会社も大きく変わりました。一括査定ではない事業が軌道に乗りつつあり、マンションリサーチを構築する柱が増えている今、この柱をさらに増やし、強くしていくことが僕の役目であると考えています。入社当時は、目の前の仕事しか見ることができませんでした。しかし、今では視野が広がり、会社の利益やユーザーさんの満足度を高めるために、自分が短期的、中期的、長期的にすべきことから逆算して今やるべきことを考えています。
自分に自信が持てる人間に育ててくれた会社に、貢献したい
マンションリサーチは、一浪三留の僕を入社させてくれて、ここまで育ててくれました。これまでは「感謝」の気持ちで働いていたのですが、今は少し違っていて。もちろん感謝はしていますが「こんな自分を……」と思っていた部分がなくなりましたね。自分に自信が持てるようになったのも、この会社でさまざまな経験をしてきたからこそ。だから今は「こんな自分を採用してくれた会社への恩返し」ではなく、「会社のため、ユーザーさんのために貢献する」という思いしかありません。それがきっと、自分のためでもあるので。
弊社は、不動産テック企業。変わる時代に対応するためのシステムや不動産取引を効率化するためのサービスを提供していますが、今後も人が取引し、人がサポートするということは変わらないでしょう。むしろ、この部分に注力できる仕組みが僕たちの作りたいものです。信頼できる不動産会社や担当者と出会ってもらい、良い物件に巡り合ってもらう。そして、不動産会社さんもユーザーさんも豊かになる。このために、今は新規事業に取り組み、ゆくゆくは「不動産取引といえばマンションリサーチ!」と誰もが思ってくれる会社にしていきたいですね。