マンションリサーチが提供する
価値やサービスの源泉は、人

代表取締役社長

山田 力

2013年入社。商社、制作会社、フリーランスなど、20代で5社経験。新入社員時代の上司の不動産取引を担当していた、マンションリサーチ創業者と2011年に知り合う。アルバイトからスタートし、社員、取締役、社内起業を経て2021年に取締役社長、2023年に代表取締役就任。

目の前にあるチャンスを掴んでほしい

マンションリサーチに対し「データ」や「IT」といったイメージを持っていただける方が多いのですが、私たちが提供する価値やサービスの源泉は「人」です。素敵なメンバーがいるからこそ会社が成り立ち、良いサービスをご提供させていただくことができています。

マンションリサーチのこれまでの歩みの中では、利益率が高い時期もあれば、新しいことにチャレンジできない時期もありました。私が社長に就任したときには、伸び悩んでいた時流もあって、長く働いてくれている社員から「理念なんですか、お金なんですか」という質問を受けたことがあります。私はこの質問に対し「愚問だ」と答えました。お金がなければ理念は実現できないし、理念だけでご飯は食べられません。だからこそ、どちらも追いかけなければならないし、どちらも諦めてはいけないと常々伝えていたつもりでいましたが、改めてこういった質問が出たときに、理念の共有とチームビルディングが喫緊の課題であると認識しました。

マンションリサーチの人間として大事にしなければならないことを16のValueにまとめたのは、この後のことです。実務上、私はあえて社員と深く関わりすぎないようにしていますが、私の内面や考えの根幹には、マンションリサーチという会社に関わってくれるメンバーに対し、待遇面も環境面も良いものを提供し、目の前にあるチャンスを掴んでほしいという考えがあります。

このチームで勝てる市場で戦う

マンションリサーチは、市場を席巻するとか、この市場を全部取りに行くといったことは目指していません。Missionでも掲げているとおり、誰もが気づいていない課題を解決し、独創できるニッチなオンリーワンの市場の創出が弊社の目指すところです。

「最小で最大化する」というのは私の中の大きなテーマです。人を100人増やせば、利益が100倍になるわけではありません。弊社の強みであるITを組み合わせたり、他社様と協力させていただいたりすることにより、1人や2人でも、100人に打ち勝つことはできるはずです。

Valueを作ったタイミングで、かねてからあった「『不動産 × IT』を通じて住まいの困ったを解決する」というVisionに「実現したい世界を誰もが何度でも挑戦できる環境をつくり」というフレーズを足しました。「住まいの困ったを解決する」ための対外的なサービスのリリースとともに、弊社が重きを置いているのは、とにかく打席に立つこと。これが当たり前になってくると、大きな市場を狙うことに矛盾が生じます。ですので、市場規模が小さくても「住まいの困った」が解決できればいいと考えています。

私や経営陣が、会社の限界になってはなりません。この先、弊社が成長し続けるにはメンバーみんなの力が必要なので、会社をうまく利用してどんどんチャレンジしていってほしいですし、どこに行っても通用する人間であってほしいですね。

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