「社内の困ったを解決する」ことが私の役割
マンションリサーチは、創業以来ずっと「住まいの困ったを解決する」ことをビジョンに掲げてきました。このビジョンを達成するためにまず求められるのは「社内の困ったを解決する」ことだと思っています。私は弊社の中でも一番の古株ですので、この会社の歴史や働く人の変化を誰よりも長く見てきました。その中で、社内の雰囲気や仕事の楽しさ、やりがいといった「風紀」は、会社の成長や安定に直結すると痛感しています。
社内では「風紀委員長」を仰せつかっていますので、社員のメンタルや働きやすさには誰よりも気を配っていきたいですね。「困った」が顕在化する前の課題や問題をキャッチアップすることは、昔から得意としてきました。私に限らず「得意」を伸ばしてくれる環境は、整っていると思います。
最初から周りが見られていたわけではなかった
入社した当時は、自分のことだけで精一杯でした。年齢もありますが、何より人前で話すことが苦手で。そんな自分を変えてくれたのが、マンションリサーチなんです。毎月3〜4回、不動産業界の情報交換会に参加させていただいているのですが、最初は周りが営業担当者さんや経営者さんばかりでなかなか発言することができなかったんです。でも、回数を重ねていくうちに、今では数十人の方々の前で弊社のサービスや価値をプレゼンさせていただけるようになりました。こうした場に送り出してくれたのも、私の「得意」だけでなく「苦手」な部分を見てくれて、改善していってほしいという会社の願いや期待からだと思うんです。
現在は、不動産会社さんや弊社のサービスを利用してくださる方々の対応が私の主な業務なのですが、周りを見られる余裕が持てるようになったり、困った方からのお問合せに対して、理路整然かつ親身になってお話させていただけるようになったりしたのは、マンションリサーチで成長させていただけたからこそだと思います。
人が会社を成長させる。だからメンバーに不安を感じて欲しくない
最初はなにもない状態で事業をスタートしましたので、業務マニュアルもすべて自分たちで作っていきました。新メンバーもたくさんジョインしてくれていますから、随時マニュアルもブラッシュアップしています。うちのメンバーって、とにかく個性的なんです(笑)彼らが、ストレスなく、思いのままに動いてくれる環境を作ることが私の役割なのだと自負しています。でもこれは、既存のメンバーだけでなく、新たに加入してくれるメンバーにも言えることで。新入社員さんの多くは、多かれ少なかれ問題を抱え込みがちだと思うんです。誰に聞けばいいのかわからない、こんなこと聞いていいのかわからないと感じたことは、すべて私に言ってください。こちらが気づくことが一番ではあるのですが、目が届かないこともあると思います。
これまでもこれからも、マンションリサーチの成長はメンバーがいてこそです。会社としても、私としても、一緒に働いてくれる皆さんを何より大切に、これからも会社とその先にいらっしゃるクライアントさんやユーザーさんを支えていきたいですね。