建築業からIT業界へ。社長との1時間半が決めた転職
私はもともと前職でリフォームの営業や太陽光関係の事務作業をしていました。建築業界でアナログな世界を体験する中で、「このままでは建設業界も自分も未来が見えない」と感じ、異業種・異職種への転職を決意しました。
転職活動でマンションリサーチを受けた際、社長と1時間半ほど面接でお話ししました。考え方や物事を決定するスピード感、求めているものが私と同じだと感じることができ、そこでマンションリサーチへの入社を決めました。
特に魅力的だったのは、全員が上下関係なく対等で、「やる」と言ったらすぐにやれる環境があることでした。自分の熱量さえあれば失敗してもいいと言ってくれる。未経験で入る身としては、かなり恵まれた環境だと感じました。
スピード重視で進める「マンションナビ」の企画・運営
現在入社して1年が経ち、相場公開サイト「マンションナビ」を中心に業務を行っています。私の役割はディレクターとして、企画から実装まで幅広く担当することです。
具体的には、アイデアを仕様書に落とし込み、チームメンバーやデザイナー、エンジニアと協力してサービスとして作り上げていくコンテンツ作成を行っています。また、マーケティングの立場でそのサービスをどう広めていくか、PRを含めた戦略も担当しています。
私が大切にしているのは、できるものからやることと、ボールをあまり自分で持たないことです。ボールを持ち続けると、すぐにレスポンスできるものも返せなくなったり、考えすぎて次にどうしたらいいか分からなくなってしまいます。チームの中でも一番スピード重視で、やると決めたらすぐにリリースまで持っていくのが得意です。
数字への苦手意識を克服し、さらなる成長を目指す
最初に苦労したのは、スプレッドシートなどで数値を見ることでした。マーケティングにいると、サービスを作り上げた後のKPIや数字を見ることが重要になってきます。最初は数字を日常的に見る習慣がなかったため、通常業務として取り入れることが難しかったです。
今では、どこをどう見たらいいかも分かるようになりましたし、「こういう数字を見たいんですが、どう見たらいいか分からない」と上司に具体的に聞けるようになりました。最初は何を聞いたらいいかも分からない状態でしたが、成長を実感できる部分でもあります。
今後の目標は、まだまだサービスとしても会社としても小さく、知名度もそれほど高くない現状を変えていくことです。これだけの規模にとどまっているのは、まだまだアピールが足りないからだと思っています。会社もサービスも、それをアピールする人材として成長し、マンションリサーチという会社の魅力や取り組みを対外的に知ってもらえるような立場になりたいと考えています。